高校受験期にゲームは禁止すべきか?

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中学生の、特に男の子はゲームが大好き。
子供が休みの日にゲームばかりして、困っているお母さんも多いと思います。

でも、ゲームを禁止することはおすすめできません。
ここでは、ゲームを禁止すべきでない理由と、対処方法を紹介していきたいと思います。

目次

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ゲーム禁止をおすすめできない理由

受験生にも息抜きが必要

中学校3年生になると、今まで以上に沢山のテストを受けさせられます。
志望校に合格できるか不安な気持ちも伴って、受験生には強いストレスがかかることになります。

夏頃には部活も引退となってしまうため、それまで以上に息抜きやストレス発散の手段が必要になってきます。
ゲームが大好きな子供にとっては、ゲームは良い息抜きとなります。
ゲームを一切禁止するのではなく、する時間としない時間をはっきり分け、メリハリを付けることの方が大切です。

禁止されればされるほどやりたくなる

楽しいことは、禁止されればされるほどやりたい気持ちが強くなっていきます。
禁止の期間があまり長くなると、勉強も手につかなくなり、かえって受験勉強の妨害になってしまう可能性があります。

公立高校を目指していたけれど、どうでも良くなってしまい、私立専願に変えて早めに受験を終わらせてしまいたいと考えてしまう可能性もあります。

ゲームをしない≠勉強する

ゲームを禁止したからといって、その分勉強時間が増えるわけではありません。

寧ろ、親が無理やりゲームを禁止してしまうと、子供はそれに反発するかのように、ゲームとは別の暇つぶしをし始めます。
決して勉強はしてくれないでしょうし、ゲームを禁止したあなたへの恨みから、あなたの言うことを全く聞いてくれなくなる危険もあります。

ゲームを禁止してしまうのは簡単ですが、勉強しないことへの根本的な解決法とはならないので、注意が必要です。

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どうすれば勉強をしてくれるようになるのか?

それでは、どうすれば子供たちが勉強する気になるのでしょうか?
勉強嫌いな中学生にとって、自分から勉強をするためには強い動機が必要です。
自分から勉強しないのにははっきりとした理由があり、それを潰さない限りは根本的な解決にはなりません。

私は塾でいろいろな生徒を見てきましたが、普段勉強嫌いな子でも、受験期に自分からゲームをやめて、真剣に勉強をはじめることがあります。
そして、そのような生徒には決まって次の2つの共通点があります。

1.心から行きたいと思える高校を目指している
2.その高校は今の学力のままでは合格できそうにないと自覚している

これらについて以下で詳しく解説します。

心から行きたいと思える高校を目指している

子供の志望校が、親の行って欲しいと思う高校になっていませんか?
自分自身で本当に行きたいと思えるような高校でなければ、受験勉強に対するモチベーションは全く上がりません。

遠回りに見えますが、まずは高校の情報を集めたり、オープンスクールに参加したりして、納得できる志望校を見つけることからはじめる必要があります。

その高校は今の学力のままでは合格できそうにないと自覚している

行きたい高校でも、今のままで合格確実と言われていれば、勉強する意欲も湧きません。
こちらも一見遠回りに見えますが、まずはしっかりと自分の実力を把握することからはじめる必要があります。そのために模擬試験などを受けて現状をしっかり把握することもおすすめです。

逆に、志望校のレベルが高すぎて、いくら勉強しても受かるわけないと思っている場合、勉強をせずに現実逃避をしてしまう可能性もあります。この場合は、志望校をもう一度見直し、努力すれば手の届くレベルに志望校を変更することをおすすめします。

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まとめ

・ゲームを禁止するのは簡単だが、勉強しないことへの根本的な解決法にはならない 
・家にゲームがあると、勉強に集中できない場合は、塾の自習室や図書館などを活用する
本当に行きたい高校が見つかれば、自分からゲームをやめて、勉強し始めることもある
・これらの対策がいずれも難しい場合、まずはゲーム感覚で触って遊べる通信教育で勉強をはじめるのもおすすめ

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