理科や社会は、入試本番だけでなく内申点にも影響するため、苦手を潰してできるだけ良い成績をとっておきたいですよね。
でも、塾の理科・社会の授業は英語・数学に比べてあまり人気がなく、正直なところやめていく生徒も多いんです。
ここでは、理科・社会の授業の人気がない理由を分かりやすく説明していきたいと思います。
目次
集団指導塾で理科・社会を受講すべきでない理由
学校とカリキュラムが合わない
理科や社会の授業は、いくつかの独立した分野で構成されています。
例えば、中学校3年生の理科だと細胞・運動・イオン・天体などの分野があり、生物・物理・化学・地学を毎年少しずつ勉強していくことになります。
同じように、社会は地理・歴史・公民に分かれています。
問題なのは、これらの分野を教える順番が学校によって全く異なることなんです。
そのため、A中学校では中間テストの範囲は歴史なのに、B中学校では中間テストは地理、といったことが頻繁に起こります。
集団指導塾では、色々な学校の生徒が一斉に授業を受けるため、学校のカリキュラムには合わせることが出来ません。塾独自の順番で理科・社会の授業を行っていくことがほとんどです。
そのため、学校で一切習っていないような分野をやらされたり、とっくの昔に定期テストが終わった分野の説明を長々と聞かされることもしょっちゅうです。
ですので、学校と塾のカリキュラムがたまたま合っているときは、生徒も熱心に塾の授業に参加してくれるのですが、カリキュラムが合わなくなった途端に生徒のモチベーションが急激に下がります。
生徒から「塾をやめたい」という言葉が出始めるのはこの頃です。
塾の先生に相談しても、「受験のために必要ですから」と言いくるめられて終わりです。
でも、だまされてはいけません。入試対策だけでなく定期テスト対策(内申点の対策)も兼ねて、学校とカリキュラムを合わせることが最も理想的な学習方法です。
何より、生徒のモチベーションが低い状態ですと、知識は全く定着しません。
個別指導塾で理科・社会を受講すべきでない理由
理科・社会の指導経験豊富な先生が少ない
個別指導塾で指導を行っている先生は、学生などのアルバイト講師であることが大半です。
アルバイトとは言っても、毎日5,6人の生徒を相手に数年間指導すれば、指導力はどんどん上がっていきます。
これは、同じような学力の生徒に、同じような説明を何度も何度も繰り返し行うことで、だんだん生徒の分からないところが分かるようになっていくからです。
しかし、理科・社会はそもそも受講する生徒がかなり少ないのが現状です。数学や英語を受講する生徒が20人いると、その中に理科・社会を受講する生徒は1人いるかいないか程度です。
そのため、英語・数学に比べて理科・社会の指導経験が圧倒的に不足し、生徒が何につまずいているか理解されないまま授業されることがほとんどです。
あなたのお子さんが個別指導塾で理科を受講するとき、担当の先生が理科を初めて教える先生である可能性は結構高いんですよ。
また、このような状況は個別指導塾に限らず、家庭教師でも同様です。
しっかりと説明してもらえないかも・・・
個別指導塾とは言っても、1対1で指導をされることは少なく、先生1人が生徒2,3人を同時に指導することがほとんどです。
生徒に演習問題を説かせている間に別の生徒に説明を行う形式のため、個別指導塾では説明時間が短く、演習時間が長い科目でないとうまく指導が出来ません。
しかし、理科・社会は知らないと解けず、知っているとすぐに答えが書けてしまう問題が多いです。
理科・社会をまともに指導しようと思えば、かなり多くの説明時間が必要となり、これでは他の生徒の指導が行えなくなってしまいます。
そのため、理科・社会を受講する生徒は「テキストのここのところを読んで問題を解いてみて」と言われて放置されることになります。
そもそも、個別指導塾の指導形態は、科目の特性上、理科・社会の指導には全く適していないんです。
塾の理科の授業が学校の授業に勝てない理由
塾でどんなに素晴らしい授業を行うことが出来ても、学校の理科の授業には敵いません。学校の理科の授業に必ずあるものが、塾の授業には絶対に無いからです。
もうお分かりですね。それは、実験です。
中学生は大人に比べ、本で読んだり習ったりした内容よりも、自分の目で見て感じた感覚に強く影響されます。
教科書で読んだだけの内容よりも、実際に実験した内容の方に興味を持ちやすく、内容を定着させやすいんです。
実験ができない以上、塾で“良い授業”を行うことは出来ても、“最高の授業”を行うことは出来ません。
理科・社会でライバルと差をつける正しい方法
理科・社会は絶対に捨て教科にすべきでない
塾での授業があまり機能していない以上、理科・社会はしっかりと対策することで成績を上げやすく、ライバルと差をつけやすい分野なんです。
入試問題も数学などと比べて超のつくような難問も少なく、努力が反映されやすい分野となっています。
しかし、皆と同じ授業を聞いて、皆と同じ教科書を使い、皆と同じ問題集を解いていては差をつけることが出来ません。
また、書店などで市販されている問題集は塾用教材などに比べてかなり内容が薄いものが多く、知識を定着させるには不向きです。
理科・社会のおすすめ勉強法
そこで、私がおすすめしたいのは、通信教育です。理科・社会は他の教科と比べてはるかに通信教育が適した分野です。
通信教育の中でも特におすすめなのが、スマイルゼミです。
スマイルゼミは、タブレットを使って学習を進めていく通信教育で、以下のように塾で理科・社会を学ぶ際の欠点は全て解消されています。
・研究しつくされた、内容の濃い問題演習ができる
・演習問題は、選択式の簡易な手抜き問題ではなく、記述形式にもしっかり対応している
・実験の様子を映像で見ることができる
・図や表も触って動かせるので、分かりやすく楽しく学べる
・1ヶ月あたり5980円程度と、塾の授業数を増やすよりも圧倒的に安い
・5980円は1教科あたりの値段ではなく、主要5教科と実技系4教科の全てを合わせた値段となっている
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