高校受験を控える中学3年生にとって、
「受験当日にインフルエンザにかかってしまったらどうしよう」
という悩みは、なかなか無視できないものです。
確かに、どれだけ受験に合格できる実力があっても、入試に参加できなければ合格出来ません。
体調不良を我慢して入試に挑んでも、実力は全く発揮できないでしょう。
受験直前期は、受験勉強の最後の追い込みを行うよりも体調管理に気を配るほうが重要です。
ここでは、受験生の悩みの種であるインフルエンザについてまとめました。
目次
受験当日にインフルエンザにかかってしまったら?
正直なところ、私はこれまで何年も塾で受験生たちを見てきましたが、インフルエンザで入試に参加できなかった生徒はまだ一人も見ていません。
受験の年は生徒もかなり予防に気を配っているようで、毎年、他の生徒たちに比べて風邪やインフルエンザにかかりにくい傾向はあります。
まずは予防に徹することが重要ですが、もし当日にインフルエンザにかかってしまった場合は、地域によっては追試制度を設けている学校もあるようですので、ぜひ試験開始前に受験する高校に相談してみてください。
インフルエンザの予防接種をすべき?
結論から言うと、インフルエンザの予防接種は絶対に受けておくべきでしょう。
普段は予防接種を全く打っていない生徒も、受験の年だけはしっかり予防接種をしている場合がほとんどです。
予防接種に効果があるかどうか疑問の声もありますが、最悪の事態を避けるためにも、予防策は事前に全て打っておくことが大切です。
予防接種は、打ってから2週間程で効果が出始めるようです。
インフルエンザが流行し始めるのは12月中旬頃からであることが多く、11月中に予防接種を打っておくと安心できそうです。
予防接種以外の対策は?
受験生は、一般の生徒に比べ、塾や図書館などで勉強をする機会も多くなります。
そのため、インフルエンザや風邪をもらってしまう機会も多いです。
塾などに行く際は、マスクを着用する。家に帰ったらすぐにうがい手洗いをするなど、予防に徹することが大切です。
実は私自身も、インフルエンザや風邪を媒介しないように、12月中頃から入試日まではマスクを着用して授業を行っています。
大げさだと思われるかも知れませんが、1年以上にもわたる生徒たちの努力を台無しにしてしまうよりはましだと考えています。