公立高校の入試では、図形や関数の問題と同じくらい、規則性の問題が重視されています。
毎年必ず出題されている都道府県が多いにもかかわらず、学校の数学の授業では「規則性の問題」を扱った単元がありません。
そのため、受験の直前に5回分ほど過去問を解いて対策が終わりになってしまうことも多く、たいていの受験生にとって「なんとなく雰囲気で解く分野」と誤解されがちです。
公式や解き方が確立されている問題も多いのですが、その解き方を教える場面がないため、多くの受験生が苦手なまま受験に臨むことになっているのが現状です。
ここでは、規則性の問題の解き方を学んで得意にするために最適の問題集を紹介していきたいと思います。
目次
高校入試の規則性対策問題集
規則性の問題の徹底攻略
規則性の問題の解き方を初心者にも分かりやすく、丁寧に説明している参考書が「規則性の問題の徹底攻略」です。
問題は基礎の基礎から始まり、入試問題を解くのに十分な知識が習得できます。
規則性の問題を得意にしたい受験生に、まず手に取ってもらいたいおすすめの参考書です。
全国の公立高入試に出た -規則性の問題-
こちらも、規則性の問題に特化した問題集です。
公立高校の入試で、実際に出題された過去問が解き方別に分類されています。
入試に向けて、規則性の問題練習をたくさんこなし、問題に慣れておきたい場合に最適の参考書です。
虎の巻
規則性の問題の解き方を学んだ後は、志望する高校の入試過去問を実際に使って問題練習をしていく必要があります。
使用する赤本でおすすめは「虎の巻」です。
虎の巻では、過去問が分野別に並べ替えられているため、規則性の問題だけを重点的に練習するのに最適です。
また、他の赤本が過去5年分程度の収録数なのに対し、虎の巻では過去10年分の過去問が収録されています。
志望校の規則性の問題を把握し、たっぷり練習するのに、虎の巻は最適の赤本となっています。