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高校受験で塾にいつから通うか?
中3になると、高校受験に向けて塾に通い始める受験生がかなり増え始めます。
塾に通い始めるのに最適の時期は、通う塾の種類や目的によっても大きく異なります。
ここでは、塾に通い始める時期を
- 中1,中2
- 中3の春
- 中3の夏休み
- 中3の9月
- 中3の冬休み
に分類し、以下でそれぞれの時期の特徴と注意点をまとめていきます。
中1,中2から塾に通う場合
高校受験に備えて、中1や中2の早い時期から塾に通い始めるのも一つの手です。
中3で受験勉強を本格的に始めようとするとき、中1,中2の内容が基礎となります。
1週間に1時間だけの授業でも、積み重なると1年でかなりの勉強時間になるため、早めに基礎固めを行っておくと、受験勉強を有利にスタートすることができます。
また、都道府県によっては、中1からの成績が内申点として志望高校に送られることになります。
早めの通塾は、入試の基礎をつくるだけでなく、入試の総合点を上げることにも直結します。
中3の春頃から塾に通う場合
高校受験目当ての場合、一番多いのが中3の春頃から通い始めるパターンです。
特に、集団指導塾では予習中心の授業が行われるため、このタイミングを逃すと授業についていくことが難しくなります。
塾の新学期は3月から中3内容の予習授業が始まるため、集団指導塾の場合は3月に入塾するのが最適です。
中3の夏休みから塾に通う場合
夏休みから塾に通い始める受験生も多いです。
これは、ちょうど中3の夏頃に部活が終了するため、高校受験に集中できる環境が整うためです。
中3の夏休みは、今まで部活を頑張ってきたけれど、夏期講習をきっかけとして受験モードに気持ちを切り替えるのには最適のタイミングです。
中3の9月から塾に通う場合
塾に通う場合、習う教科は英語や数学が多いです。
この英語・数学は、中3の後半で習う分野が特に重要で、いずれも入試に直結する分野となっています。
入試で出題されやすい分野を重点的に学びたい場合は、中3の9月から塾を始めるのも一つの手です。
中3の冬休みから塾に通う場合
中3の冬期講習から塾を始める受験生も意外に多いです。
この時期から塾を始める場合は、自分の苦手分野が把握できていることが前提となっています。
塾では、これらの苦手分野を徹底的に潰し、入試過去問で解ける問題の範囲を少しでも広げていくことが目標となります。
この時期になると、受験勉強を全範囲網羅的にこなすのは難しいため、個人個人に合わせた弱点克服が重要となります。
集団指導塾では個人に合わせた授業は難しいため、冬頃から塾を始める場合は、個別指導塾が最適です。
おすすめの入塾タイミング
- 経済的に問題がなければ、早ければ早いほど良い
- 集団指導塾を本格的に始めるのは3月がおすすめ
- 部活が忙しい場合は、部活が終わるタイミングで始めるのがおすすめ
- 2学期以降に入試に不安を感じたら、個別指導塾で対応してもらうのがおすすめ